top of page

【内定辞退の嵐】魅力的なオファーを出したはずなのに、なぜか内定を辞退されてしまう…

「こんな困りごとありますよね。ようやく優秀な人材を見つけ出し、面接も好感触。魅力的な条件で内定を出したのに、返ってきたのは『大変申し訳ありませんが、今回は辞退させていただきます』の一言…。時間と労力をかけた採用活動が水の泡となり、どっと疲れが出てしまう。」

この悲しい結果は、決して条件だけの問題ではないかもしれません。特に外国人材にとって、内定承諾は「日本での新しい生活」という大きな決断を伴います。彼らは、給与や待遇といった条件面だけでなく、**「この会社は、本当に自分のことを受け入れ、サポートしてくれるだろうか?」「異国の地で、安心して働き、成長できるだろうか?」**という、深いレベルでの安心感を求めています。内定通知はゴールではありません。候補者の心に寄り添い、入社日までの不安を取り除く「採用クロージング」の始まりなのです。


効果的な解決方法


内定承諾率を高める鍵は、「内定通知後から入社日まで」の候補者体験をデザインし直すことにあります。事務的な手続きの連絡だけでなく、候補者一人ひとりの不安に寄り添い、入社への期待感を醸成していくプロセスが不可欠です。

  1. 「オファー面談」の実施: 内定通知書をメールで送るだけでなく、改めてオンライン等で面談の機会を設けます。労働条件の確認はもちろん、候補者の懸念や質問に丁寧に答え、「あなたと一緒に働きたい」という想いを直接伝えます。

  2. “チーム”の一員としての歓迎: 内定承諾後、放置せずに定期的なコミュニケーションを取り続けます。配属予定の部署の先輩社員とのオンライン顔合わせ会を設定したり、社内イベントに招待したりすることで、「もう仲間である」というメッセージを伝えます。

  3. 生活面のサポート姿勢を明確にする: 仕事内容だけでなく、日本での生活に関する不安(ビザ申請、住居探し、銀行口座開設など)に対しても、「会社としてサポートします」という姿勢を明確に示しましょう。具体的な相談窓口を伝えるだけでも、候補者の安心感は大きく変わります。


こうすれば解決できる!内定辞退を防ぐフォローアップ計画


以下の表は、内定通知から入社日まで、候補者との関係を強化し、辞退を防ぐための具体的なアクションプランを時系列でまとめたものです。

タイミング

目的

具体的なアクションプラン

担当者

① 内定通知〜承諾前

意思決定の支援と魅力付け

・電話で内定の旨を伝え、喜びと期待を直接共有する。・労働条件や業務内容を説明し、疑問点を解消する**「オファー面談」**を設定する。・候補者のキャリアプランと、自社で実現できることのすり合わせを行う。

人事担当者(可能なら現場責任者も)

② 内定承諾後〜入社1ヶ月前

帰属意識の醸成と不安の軽減

・ウェルカムキット(社長からのメッセージカード、ホテルのパンフレット、オリジナルグッズ等)を送付する。・配属予定部署の先輩社員との**オンライン顔合わせ会**やランチ会を設定する。・月1〜2回程度の定期的な状況確認の連絡を入れる。(メールやチャットツールなど)

人事担当者現場マネージャー

③ 入社1ヶ月前〜入社直前

入社準備の具体的なサポート

・ビザ申請手続きの進捗確認と、必要書類のサポートを行う。・日本での住居探しに関する情報提供や、提携不動産会社の紹介を行う。・入社初日のスケジュール、持ち物、服装などを具体的に連絡する。

人事担当者

④ 入社当日

スムーズな受け入れと歓迎ムードの演出

・ウェルカムボードの設置や、チームメンバーからの自己紹介の時間を作る。・直属の上司やメンターとの1on1面談を設定する。・必要な備品(PC、制服、名刺など)をすべて揃えておく。

人事担当者現場チーム全員


最新記事

すべて表示
【実務の最前線から】「技人国」の審査は本当に厳格化したのか? 〜国からのヒアリングと審査要領から見えてきた正体〜

近頃、政権交代に伴う入国審査の厳格化が大きな話題となっています。「審査が厳しくなった」「ビザが通りにくくなった」という声を聞き、不安を感じている企業様や外国人の方も多いのではないでしょうか。 実際、内閣府からのヒアリング要請などもあり、現場の空気感が変わりつつあるのは事実です。しかし、その正体は単なる「排除」ではなく、**「審査の透明化と適正化」**にあります。 今回は、実務の最前線で見えてきた「

 
 
 
なぜ、御社の外国人スタッフは定着しないのか?「仕組み」の前に作るべき、たった1つのこと

その「仕組み」、順序が間違っていませんか? 「せっかく採用したのに、すぐに辞めてしまった」 「国籍の違う従業員同士でグループができてしまい、うまくいっていない」 「指示を出しても、なかなか言うことを聞いてくれない」 外国人雇用に取り組む多くの企業様から、このような切実なご相談をいただきます。 真面目な企業様ほど、これらの問題を解決するために綿密な「マニュアル」を作ったり、「日本語教育」を強化しよう

 
 
 
「うちは大丈夫」は通用しない?不法就労が発覚する意外な5つのルートと捜査の裏側

ビザ申請を専門とする行政書士として多くのご相談を受ける中で、不法就労に関する相談も少なくありません。 その際、多くの経営者様が口にされるのが**「まさか、こんな些細なことからバレるとは思わなかった」**という言葉です。 「不法就労の摘発」と聞くと、入管の警備官が突然会社に踏み込んでくるシーンを想像されるかもしれません。しかし、実務上の感覚としては、最初から「不法就労」として捜査されるケースよりも、

 
 
 

コメント


© 2019 HR BRIDGE

bottom of page